住職の日記

正月は皆でお祝いし合いましょう

正月は皆でお祝いし合いましょう

新年あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

今年の始まりは、正月のお菓子「花びら餅」から。

これ柔らかくおいしいですよ~。

正月は餅に限ります。

今年の元旦は低気圧の影響で、風が吹きすこし荒れた天候となりましたが

みなさんは、初詣行かれましたか?

どうか、気をつけて行ってくださいね。

さて、みなさんもご家族やご友人との方と「あけましておめでとうございます」と

年頭のあいさつを交わされたと思いますが

ご存知だと思いますが、年が明けたから「おめでたい」という意味ももちろん

ありますが、皆で「一つ年を取った」誕生日おめでとうという意味でもあります。

昔は数え年(母親のお腹にいた期間を1歳と勘定し、生まれた時を一歳とする)で、

年齢をカウントしたので、年が開けると自動的に皆が一つ年を重ねるのです。

したがって新年のお祝いは互いに無事に年が越せて、更に年を重ねた事がめでたいのです。

普通の誕生日は、人によると思いますが、祝うと言っても家族や友人と限られていますが

こうした新年の年越しは皆平等に年を重ねるので、街全体がお祝いムードになるのは

当然と言えましょう。

我々は生まれながらにして不公平です。

顔、体格、生まれた環境それぞれ違いますし、それはあって当然なのです。

しかし、正月は皆平等に年をとり皆が喜びを共感できるので、一体感が生まれ

自分が他人と別々に存在してないんだと本来の世界に浸れるのです。

だから正月っていい雰囲気なんですよね。

ぜひ、ご家族、ご友人、ご近所の方に「あけましておめでとう」と年を無事こせて

皆で一歳年を重ねられた事を、祝い合いましょう。

今、人々の心から浄土が広がっています。

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