住職の日記

挨拶は心のふれ合い

おはようございます。

今日は朝から曇り空です。

さて、皆さんも家族や近所ですれ違う人に「おはようございます」「こんにちは」と挨拶しますよね?

挨拶の挨は漢和辞典で調べるとひらくという意味で、拶はふれ合うという意味です。

つまり挨拶することは心がふれ合うということです。

わずか数秒のやり取りに言葉だけでなく心のふれ合いが存在するのです。

こう考えると何気なくしている挨拶は実は尊い行為だったのです。

でもこの挨拶という言葉どこから来ているのでしょうか?

この挨拶という言葉は元々は仏教語で、師匠が弟子の出来、不出来を問答(テスト)することを言います。

そして、この問答のやりとりが優しく変化し、私たちの生活に取り入れられていきました。

ですからこの挨拶という行為は立派な仏道修行です。

家だからといって挨拶をおろそかにしてませんか?

修行道場は山奥でも崖でもなく、今生活している場所が修行道場です。

仏法遥かにあらず。

今日も笑顔で挨拶しましょう。

駐車場の垂れ桜が咲いてきました。

まだまだ楽しみがあります。

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