住職の日記

慈眼を持って接する

慈眼を持って接する

こんにちは。

今日は暑いですね。

朝夕は涼しいですが、この寒暖の差が、夏場疲れた体に応えます。

さて、仏様は善悪分け隔てなく誰に対しても平等に、優しい眼差しで見ておられます。

そして、我々にあーしろ、こーしろ、などとは考えておられません。

私達の目標はこの世での成仏です。

したがって我々が目指す境地は、こんな感じです。

私達は人から聞いて、ネットで見て、あれは悪、これは悪と決めつける事が多々あります。

我々は今成熟した情報社会の時代に生きています。

ですが、知った気になっていないだろうか、行った気になっていないだろうか?

自分で確認してないのに、変な先入観で、慈眼を持って接することを忘れていないだろうか?

善悪変に分け隔てしたものは、人からの指示を多く集める事ができません。

変なこだわりを無くすと豊かになります。

慈眼とは、豊に生きていく為の知恵だったのですね。

秋は夕暮れがいいですね。

楽しみたいと思います。

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