住職の日記

悔いを残さない為に

悔いを残さない為に

日本代表本当に惜しかったですね。

退場者も出て、数的優位にもなったのですが、引き分けです。

何と無くモヤモヤした感じですね。

グループリーグ突破はかなり厳しくなりましたが、まだ望みがある以上、全員でその可能性にかけてほしいですね。

それにしても悔しい!!

さて、この世は無常です。

よって我々の命は時間の制限があるのです。

「何でだよ?」「どうしてだよ?」と言った、疑問、憤り、色々あると思いますが、残酷ですがどうにもなりません。

しかも、そんな事をしていると時間だけが無情にも過ぎていきます。

でも、それに怯えてブルブル震えて暮らす必要はありません。

限りある時間を、なるべく多く幸福の時間を増やすことだけに、一生懸命になればいいのです。

一生懸命という事は、努力を惜しまない事ですので、好きな事をすることが大切になります。

対価を求めずに行動するためには、もう自分の好きな事です。

したがって、それを探すことが大切になります。

好きな事が見つからなければ、自分自身に問う事が一番です。

それは自分探しの旅でなく、自分を客観的に見る事です。

つまり、今与えられた物を、一生懸命行う事です。

そうすると自我が離れ、全体の中に存在する自分に出会います。

そして、自分が何をすべきか?何をしている時が一番生きがいを感じるのか?

それが、ふっと顔を覗かせることでしょう。

それを、「三昧耶」といい、この世に生まれてきた際に、仏様によっていただいた、我々一人一人に備わった特性です。

そして、その特性こそ、自分の出生意義であり、それを全うすることが仏さんの切なる願いなのです。

そうすると、「もっと個性的でなければならない」「ここではないどこかに幸せがあるんだ」と言う決めつけから解放でき

無駄な時間を大幅に省くことが出来ます。

時間は制限がありますが、得られる幸福は無制限です。

日本代表も、残された試合を勝つ負けるではなく、悔いなく自分達のサッカーをしてほしいですね。

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