住職の日記

心と言葉と行動は繋がっている

心と言葉と行動は繋がっている

こんにちは。

土曜のお昼いかがお過ごしですか?

少し暑いですが、気持ちのいい日ですね。

さて、こうして暑い夏が過ぎ去り、これから本格的に秋に向かおうとしていますが、お参りにこられる方も皆顔が穏やかになった気がします。

そして、町全体も。

狂った様に暑い夏に比べれば、飛び交う言葉、行動も、この過ごしやすい秋は自然と優しい物になります。

涼しくなれば多少心に余裕ができるものです。

心と言葉と行動は別々に存在しているのではないのです。

すべては繋がっています。

例えば、心に中々余裕が出来ない、寒くて、忙しい年末だとします。

確かに春、秋に比べて、言葉や行動は心に余裕が無い分、少々思いやりにかけてしまいます。

ですが、この行動か、言葉どちらかだけでいいので、整えたとします。

例えば行動を整えようと心掛けたとします。

電車で席を譲ったり、重たいものを持ったりと体で出来る行いをします。

いい行いをして、気分を悪くする人はそうはいないと思いますので、気分が爽やかになり、心が穏やかになります。

心が穏やかな人が発する言葉は、穏やかですから、次第に言葉まで柔らかな物になって行くのです。

一気に全部得ようとすると、難しかったり、またはやーめたと放棄してしまいます。

ですから、心に余裕が出来ない、季節、時期は、言葉か行動のどちらか片方でいいので、整えようと心掛けてみましょう。

次第に、町が、会社が、学校があなたを取り巻く環境が、浄土になっていきます。

「暑さ寒さは彼岸まで」

この言葉通り、この時期になると涼しくなります。

本当にすごいなぁ。

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