住職の日記

心が澄み切っている状態は

心が澄み切っている状態は

今日の雲は厚いです。

風も強いので、早く流れて行きます。

それにしても、空が冬になってきましたね、寒い。

さて、心が澄み切っている状態とは、迷いがなく、一点の曇りがない状態です。

例えば、貴方が剣道をやっていて、相手の心がこのような状態だったらどうでしょう。

雑念がありませんから、心に隙がなく相手の行動が読めない、手強いですよね。

では、どうしたらこの様な状態になれるのか?

それは、自分を拠り所とすることです。

誰かをあてにしていたり、他に答えを求めていると、集中力は散漫になり、人から聞いた話は所詮自分の経験ではありませんので、本当の自信には繋がりません。

ですので、どれだけ信じて続けられたか?これに尽きます。

普段ちゃらんぽらんで、いきなり自分を信じなさいって言っても、無理な話です。

自分の事は誰よりも自分が知っていますから。

日々努力している人は、土壇場で強いとはそういうことです。

テスト前に、ジタバタしている人はだいたい前の日勉強してこなかった人です。

しっかり勉強してきた人は、努力した自分を知ってますから、自分を拠り所と出来るのです。

本番が大切ではなく、普段いかに努力するかが大切ですね。

いちばん上に戻る