住職の日記

実は繋がっている

実は繋がっている

こんにちは。

今日は少し曇っています。

台風がまたいくつか発生しているそうです。

日本は昔から台風多いですから、それらの現実を受け入れて生きていかなければなりません。

さて、花木は様々な種類があります。

ですが、それらの花木はどんな種類でも、すべてこの地球の大地から生えています。

それぞれ姿違えども、花木にとって命の本源である大地で、命は繋がっているのです。

あぁ花木はね。と思いになられたかもしれませんが、それは我々人間も一緒です。

我々も花木も生き物すべては命の本源は一緒です。

花は散り地面に落ちて行き、それが土となって、生まれ故郷である、命の古里の大地に還っていきます。

これは人間も一緒ですね。

ここは自分の墓と言っても、地下では繋がっています。

花木同様、命の本源である大地に還っていきます。

生まれて来たところも、還って行くところも、そして今生きている生き物すべては命が繋がっているのです。

ですから、他人を傷つけるという事は、自分を傷付けるという事になります。

そして、花が咲くと同時に実がなります。

その実がまた新たな命となっていきます。

ですから、我々の命は脈々と繋がってきた大切な宝物なのです。

我々はたまたま人間として生を授かっていますが、一週間で散って行く花だったかもしれません。

本当にたまたまです。

我々はこの尊い命をつないで行く、重要なランナーなんですね。

生まれ故郷の大地に還って行くまでの、僅か数十年。

他人を思い、生きている事に感謝していきたいですね。

彼岸花が綺麗ですね。

鮮やかな赤がいいですね。

今日から十月です。

今年ももう、残り三ヶ月。

早すぎ…。

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