住職の日記

季節の和菓子 小原木

季節の和菓子 小原木

こんばんは。

今日は雨が降ったり、日が覗いたり安定しなかった天気でしたね。

日が長いなぁと思ったら明日は夏至だそうです。

もう、今年も半年以上過ぎましたね。

早いなぁ。

さて、今日は第三日曜日で写経会でした。

ということで今日のお菓子は「小原木(おはらぎ)」です。

今日のお菓子は季節感があまりありませんが、このお菓子は三重県鈴鹿市では有名なお菓子で

紀州藩の御用商人だった竹口久兵衛が紀州藩主に同行して京都八瀬小原で見た

頭に薪や柴を載せて売り歩く「小原女」の姿を模して作られたお菓子です。

小原木の「木」は鈴鹿市にある子安観音寺の不断桜の木をモチーフにされているとのことです。

小原女と桜の木をモチーフに作られた歴史を感じられるお菓子です。

断面からもわかるように、非常に「もちっ」としていて、ニッキの香りがほのかに香り

非常に美味しいです。

全国探せばこうしたご当地お菓子があるのでしょうね。

そうしたお菓子と出会うのが楽しみです。

いつもは季節を感じるお菓子でしたが、今回は路線を変えてみました。

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