失敗や挫折があるとしても
夏の花の百日紅と、十月桜が重なります。
夏の名残と秋の始まりですね。
「大事なのは、負けた経験や挫折感を、後の人生でどう生かすかです。
生かすことができれば、負けや失敗は長い人生の中で失敗にならなくなる。
むしろ、とても大切な糧にできる。」
<将棋棋士 谷川浩司>
我々は生きていると、必ず失敗や挫折を味わいます。
特に、何か新しい事を試みる際に、失敗や挫折は必ずと言っていいほどついてくるものです。
できれば、そういったものに遭遇したくないのが心情ですが、如何せんこの世は忍界でありますから避けられません。
つまり「苦」はあって当然、避けがたい物だと心得る事が、非常に大切になります。
ただ、その苦しみを避けられないにしても、考え方によっては福に転ずる事は可能なのです。
避け難いを避けがたい物として捉え、逃げずに真正面から受け入れ、諦めず継続させることにより
その失敗や挫折が大きな経験になり、成功の素となるのです。
では、その失敗や挫折を恐れて何もしないと言うのも、これまた恐ろしいもので
この世はビュービュー無常の風が吹き荒れています。
その風にさらされれば、我々はひとたまりもありません。
従って、常に新しい事にチャレンジし続けることが、強いられるわけです。
失敗、挫折はあるものだと自覚があれば例え失敗したとしてもいちいち、何でだ?どうしてだろう?
とそこまで深く思い悩み大切な時間を無駄に消費せずに歩み続ける事が出来るのです。
若い内の苦労は買ってでもしろというように、失敗や挫折を覚悟してでも、挑戦することに
その後の事を見据えれば、価値があるのですね。