住職の日記

夕暮れは…

我々は普段これは善い、これは悪いと分別して

時に苦しみ、争い事が起きたりします。

しかし、個人の好き嫌いがあっても、本来善悪という物は存在しないのです。

…こうして、自然や人や町や全ての存在が夕陽に照らされている景色を見ると

全ての矛盾が矛盾なままに溶合い、相反する価値観を超越してく事はこういう事なのかなぁと

思えたりします。

そして、天才バカボンではないですが、夕日を眺めていると

不思議と「これでいいのだ」と思えてきます。

「善哉 善哉 善哉」夕暮れはこの仏の言葉が木霊するようです。

いちばん上に戻る