住職の日記

四月 祭りは準備が楽しい

こんばんは。

四月です。

会社も学校も新しい出発ですね。

四月は環境が変わったりしてわくわくしますが、少し緊張もしますね。

期待と不安が程良く持てる四月は見るものが新鮮に見えます。

新入生社員や新入学生の方々頑張ってください。

さて、桜がようやく開花しだしました。

「まだだねぇ」「今年は遅いねぇ」と言われ続けてようやくです。

でも、その「まだかなぁ、まだかなぁ」と待っている間が実は幸せなのかもしれません。

咲いてしまったら後は散るだけなので、また一年会えないのですから、逆に寂しく感じます。

ですから、「少し咲いた」と言っている今が一番幸せのような気がします。

皆さんも経験があると思いますがお祭りはみんなで準備したりしているときが一番楽しいですよね?

過ぎてしまったらとても寂しい気持ちになります。

祭りや花は過程が楽しいのです。

これは私たちの人生もそうです、すぐ結果を求めるだけでなく、その過程、未熟な今を楽しむことが大切だと思います。

すぐに完成した自分を手に入れようとするのではなく、未熟な自分を受け入れ楽しむことも良いのではないのでしょうか。

4月から新たな地で頑張る方々には体に気を付けて頑張ってください。

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咲いて欲しいが、今をもう少し楽しみたい。

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