住職の日記

喫茶

こんにちは。

今日は天気がいいですね。

気づいたら12月も半分終わりですね。

特にこの12月は本当に早いです。

いろいろと忙しいから、考えている時間がないから早く感じるのかもしれませんね。

こんな忙しい時だからこそ、少しホッと一休みすることも必要だと思います。

外で仕事をされている方や出かける時に喫茶店て便利ですよね。

町に出るとなかなか休憩するところがないので、私はよく喫茶店を利用させていただきます。

寒い時あのカラーンという音ともにお店に入り、暖房がきいている部屋でソファーに腰掛けると本当に落ち着きます。

愛知県に住む我々は喫茶店は馴染み深いものですよね?

実は普段使っているこの「喫茶」という言葉は仏教語なのです。

「喫茶喫飯」という禅宗の言葉で茶を飲む時は茶に対して感謝しご飯を頂く時はご飯に対し感謝をするという意味。
仏道修行は山奥で行うだけでなく、実は日常の生活にあるものだということです。

日頃の生活からいろいろな物に感謝をしなさいという意味です。

その「喫茶」という言葉が一般に「お茶を飲むこと」と広まり、喫茶店という言葉になっていったのです。

大昔はお茶は大変貴重な物で薬として用いられていたと言われております。

茶道があり抹茶を飲むときに作法があるのも、ただの一杯の茶ですがその一杯の茶に感謝しありがたくいただきましょうという意味でもあると思います。

ただ何でもガブガブ飲むのではなく感謝していただくと茶もただの茶にならなくなるのです。

何でも当たり前だと思わず感謝しながら生きることは人の心を豊かにすることだと思います。

ぜひ実践してください。

抹茶は個人的には泡が多いのが好きです。

飲むときに泡が口にあたる食感が好きなのです。

麺をすするのは外国の方からは嫌われますが、そのすする時の食感も良さだと思うのです。

食事で大切なのは味だけではありません。

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