住職の日記

古いは新しい

阿闍梨餅。

相変わらず美味しいです。

…諸行無常の世だから、物事は日々変わっていくし

変わらないと行けない事も出てきます。

しかし、その中で普遍的な物はどこか安らぎを与えてくれます。

お寺に来ると気持ちが安らぐというのは、そうした古い建造物や自然があり

自然とノスタルジックな気持ちになるのではないでしょうか?

自然や古い建物は、合理的な価値観からしたら非合理的で合わないかもしれませんが

そうした非合理的な物が新鮮になり、ある意味新しい価値観なのかもしれません。

「温故知新」というように、古い物を改めて知ることによって

流行りに目を取られていて、見失っている大切な物があるのかもしれません。

古いからダメ、逆に新しいからダメという先入観は無くし、それらを引きあわせて

和合していきたいですね。

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