住職の日記

受け入れられているもの

こんにちは。

今日も少し風は強いですけどいい天気でした。

今日で一月が終わりますね。

今年ももう一月あっという間に過ぎましたね。

歳を重ねるたびに一日一日が早く感じます。

さて、もうすぐ節分がやってきますね。

暦の上では立春で春になりますがまだまだ寒いですね。

立春を迎えて徐々に暖かくなっていきお彼岸辺りから春を感じれるようになります。

この季節の移り変わりは本当に日本の文化だなぁと思います。

日本でいきなり何か大きく変わるという物や文化は受け入れにくいと思います。

誰の邪魔をすることなく徐々に浸透する物などが私たちの生活に取り入られていると思います。

例えばパソコンや携帯電話。

持たなくても生活できるけどあれば便利なものです。

しかし、今となってはいつの間にか携帯やパソコンが経済の中心になっています。

この十数年かけて本当に徐々に冬から春に移り変わるように私たちが気付かないうちに変わりました。

仏教もそうですね。

日本には神様がいましたが、仏教を布教する際に他の宗教儀礼を否定せず禁止せず布教をして日本に受け入れられていきました。

今では日本中どこへ言ってもお寺があります。

どちらも季節が移り変わるように徐々に時間をかけて受け入れらています。

どこの世界でも問題はあると思いますが、いきなり何かがよくなるのは難しいと思います。

しかし、季節が変わるように少しずつ変えていき
より良い社会にしたいものです。


少しずつですが春が近づいています。

緋寒桜のつぼみ。ピンクの花びらが楽しみです。

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