住職の日記

原点に立ち返る

原点に立ち返る

地元大草で取れた新米です。

写真では中々伝わりませんが、キラキラ光ってます。

そして、言うまでもなく美味しい。

このごはんと後はちょっとした漬物があれば、もう後はいらないですね。

迷ったときは原点に戻って再スタートすればいい。それが、いい人生につながる。

<将棋棋士 谷川浩司>

我々は迷いの世界で生きています。

様々な道が分かれ、どれが正解か?得するか損するか?などと

色々な考察をしながら必ずどれかの道を歩んでいます。

しかし、難しい選択を迫られている時は、迷いが生じます。

そんな時は上の言葉の通り「原点」に立ち返ることで、冷静になることが出来

歩むべき道が浮かび上がってくるのです。

よく山で迷ったら、まず座って落ち着いて、来た道を辿る事が大切だと言われます。

迷いが生じている状態では正しい判断が出来ず、そのまま突き進めば、さらに深みにはまっていってしまいます。

まぁほとんどの人が山登りはしないと思いますが、人生という山で迷いが生じた際には原点に立ち返ることが大切です。

その原点とは法(真理)です。

その真理とはこの宇宙の理でありますから、従う事によって、正しい道に導かれるのは当然と言えば当然です。

逆に、その真理にそむくことをすれば不具合が生じてしまいます。

そもそも、大体の不具合や惨事は、その真理に背向く事をしていたからなのです。

その真理は何時から始まったかわからないくらいの太古からあるもので、それは普遍的な物なのです。

ですから、我々人間がこの真理をどうしようとしたって、どうにもなりません。

従って受け入れる事が大切になるのです。

そして、これは敗北ではありません。

この真理を受け入れる事により、我々が既に幸せであると気付くことができ、

限りある時間を穏やかに暮らしていけるのです。

そして、その姿を人は「仏」と呼ぶのです。

原点に立ち返りましょう。

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