外の仏さんに鏡餅と一緒にお供えされていたみかんが鳥に突かれていました。
食べ物が不足するこうした冬の時期は鳥にとってはありがたいことでしょう。
…「木守柿」という言葉がありますが、実った柿をすべて収穫せず
上の方の枝には、この時期食べ物に困る鳥たちの為に、下の方の枝は旅人の為に
柿を残すと来年も実ると言われています。
こうした施しの心が有ることによって、柿だけでなく、心が豊かになり、幸せになるという
ことでしょう。
みかんも何も我々人間だけで頂く必要がありませんよね。
こうして、皆で分け合い「共生 ともいき」をすることが大切ですね。
仏さんがこうして自分に供えられている、みかんを鳥に分けているのを見て
冬真っ只中ですがとても温かい気持ちになりました。