住職の日記

分かりやすくする事が大切

こんにちは。

今日から五月です。

早いですねー。

さて、どんなに素晴らしい物、技術、才能でも伝わらなかったら存在しません。

人に認識されなかったら、存在のしようがありません。

仏教では仏様の世界を分かりやすく伝えるために絵にしました。

それが曼荼羅の絵です。

下の写真の両脇にあるお軸は左側が金剛界曼荼羅、右側が胎蔵界曼荼羅です。

昔は文字で布教しても、今みたいに字が読める人ばかりでは無かったので、美しい絵にして、分かりやすく民衆に伝えたのです。

仏教は素晴らしい宗教です。

でも、それが分かり難かったら存在しないと一緒なのです。

分かりやすくする事は、本当に大切ですね。

うちの商品やサービスはとってもいいのに売れないなーっと言われる方々。

もしかしたら、その商品の良さが伝わってないのかもしれません。

わかっているだろう、知っていて当然とこっちが思っているだけかもしれません。

何度も言いますが伝えるって大切なのです。

伝わらなかったら「勿体」が無いのですから。

曼荼羅は仏様の世界を描かれた物です。

字や言葉だけで無く、絵にして人に布教したのですね。

こちらのお軸は弘法大師一代記です。

右下から順番に弘法様の生涯が描かれています。

こういう絵って本当に面白いです。

こうして、絵や図にすると言葉や字だけで伝えるよりも分かりやすく、見ていて楽しいですよね。

人に分かりやすく伝えるって本当に大切ですね。

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