住職の日記

他人の事を思いやれる人は美しい

他人の事を思いやれる人は美しい

こんにちは。

台風が過ぎ去った後は、やっぱり美しいです。

この秋何度目の空の写真でしょうか。

雲一つありません。

自然と感謝の気持ちがわき、幸福な気持ちに包まれます。

この世に浄土があると言う事は、それと同じ様に、苦難もあるということです。

苦難の先に幸福があると言う事ですね。

しかし、長い間この台風には脅かされました。

やれやれ。

さて、他人の幸福をまるで自分のことのように喜ぶ方おられますよね。

本当になんと言うか、美しい人です。

そういった方は他人と自分の心に垣根がありません。

自分の事しか頭に無い人からしたら、こんな事あり得ないと思いますが。。。

私たちは、本来命の本源、つまり古里は一緒なのです。

なので、命が繋がっているのに、心に隔たりがあるのは、おかしいはずです。

ですが、人間のつまらないこだわりや、傲慢さによって、君は関係ない、あなたと僕は違いますと言った具合に、本来心や命も垣根がなかったものに、隔たりが生まれるのです。

ですが、実際他人であっても、まるで自分の事の様に喜んだり、一緒に悲しんだりと、慈悲深い方もおられます。

その姿はまるで観音さんです。

そうした人には、いろんな人が自然と寄り添う事は間違いないです。

そう思うと、自分の利益だけを追求する人は、どこか貧弱ですね。

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