住職の日記

仏法はゆりかご

仏法はゆりかご

休憩場のつばめの卵が孵りました。

頭のホワホワの毛が可愛いです。

それにしても、すごいところに巣を作ったなぁ。。。

壁にかけてある、時計の上という一見不安定な場所にも、こうした絶妙な安住を得られる

ポイントがあるのですね。

そう思うと、我々もよく似ていて、この無常の世界の上にポンと置かれているようなもので

その不安定な中で安心を得ようと、努力するのです。

そして、その場所というのが人それぞれであるということも、ポイントであります。

判断基準を人にしても、その人の安心は必ずしも、自分にドンピシャという事では無いのです。

従って、我々の判断基準は仏でなければならないのです。

何故なら、この無常の世界で、仏(真理)の存在は、絶対的であり、そして未来永劫無くならないのです。

こうした存在を心の支えにすれば、この不安定な世界で安住のポイントを得られるのです。

つまり、仏法は、我々に安心を与えてくれるゆりかごなのです。

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