住職の日記

今年も始まりました

今年も始まりました、セイタカアワダチソウ対すすき。

ややセイタカアワダチソウが優勢ですね。

セイタカアワダチソウは毒をもっていて、自然界では厄介者で

知られています。

ただ、排他的なセイタカアワダチソウは繁殖しても自分の毒で最後は枯れていきます。

争いごとをよくする人は、争う相手がいなくなっても、またターゲットを見つけ

また争いをします。

これは六道の内の修羅道に当たると思います。

この世界では己に執着するあまり、戦いに明け暮れるのです。

そんな世界では安心は得られないでしょう。

将来人が火星に住むとかもしれないと言われていますが

和の精神が無ければ、どこいっても争いごとは耐えないでしょう。

「壺中日月長 こちゅうにちげつながし」という禅語がありますが

心が穏やかなら、小さいツボの中でも穏やかに生活できるということです。

広い狭いの問題ではなく、我々の心に問題があるのですね。

その為には感謝の心、即ち懺悔の心が大切です。

お互い様ですね。

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