住職の日記

カラス

こんばんは。

今日は本当に寒かったです。

立春は迎えてはいますがそれでも本当に寒かったです。

さて、最近前の公園の木にカラスが沢山集まっています。

カラスと言うとごみをあさったりして、死がいをつついたり良いイメージがありませんよね。

でも、日本ではカラスは吉兆を示す鳥であり、神武天皇の東征の際には、八咫烏(やたがらす)が松明を掲げ導いたという神話があります。

ギリシア神話では太陽神アポロンに仕えていて、人と話せる賢い鳥とされている。

また古代エジプトでは太陽の鳥とされました。

カラスは非常に賢い鳥であり、人間を見分けたり、動物を見分けたりなど視力の良さ見分ける力が高い事から、神話や伝承では密偵や偵察の役目が付けられる事が多いとされています。

逆にその賢さゆえ、悪賢いや腐肉食や黒い姿が死を連想させたりして、魔女の使いなど悪など不吉の象徴とされることもあります。

ある面では悪とされある面では神格化されている。

カラスでも何でもそうですが、その人の悪いところばかり目をやらないで、その人の才能は何だろうとその人の特徴、良いところを探した方がいいですね。

この世に完璧な人はいません。

ですからその人の才能をどうやったら活かせるのか考えましょう。

そうすることによってその才能も正しく使うことができます。

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二十羽くらい群れている姿は正直圧巻です。

カラスにそういう歴史があると思うとすごいなぁと思いますが、ごみを散らかすのはやめてほしいです。

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