住職の日記

ゆっくりとしたお経は安堵を得られる

こんにちは。

だんだん曇ってきました。

もしかしたら雨降りますでしょうか。

さて、私は普段お経を読む際のゆっくりとお読みしようと心がけております。

とくに声明(歌みたいなお経)の際はより心がけております。

現代を生きる私たちは色々と時間に追われて忙しいです。

納期はいつまでだ、出勤は何時まで、遅刻厳禁。

日本はそういったおかげで、キチッとした社会になっていますがそれと同時にストレスも多いのではないのでしょうか。

時間に縛られ、国の規定の間隔に街路樹が植えられた道を走り、綺麗に並んで電車に乗る。

そんな生活の中お寺に行った時ぐらいは癒されたいものです。

お寺に行ってもセカセカされたらどうでしょう。

すごいストレスです。

忙しい世の中ですから、あえてゆったりとお経を読むことに心の安堵、浄土を感じれるのです。

お寺の敷地内は「境内」と言います。

世の中とは境がある。

ある意味テーマパークなのかもしれません。

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お寺に行ったら癒される。

今も昔もお寺の役目は何も変わりません。

しかし、雨降らないなぁ。

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