燕が巣を守ってます。
長い道のりを来てようやく巣が決まり一息つけるころかと思いますが
これから暖かくなってきて、蛇などの外敵などが出てくるので安堵の日々は中々
訪れませんね。
…我々は善いことがあると幸福、反対に悪い出来事が起きると不幸と思い込み
時折、過度に幸福をそして、損や失敗などの所謂悪いことを遠ざけようとします。
まぁこれは人としての心情ですが、これでは安堵の日々は訪れる事はありませんね。
善いことが起きたら喜んではいけないのか?ということでは無く、
あまりにも浮かれると慢心を生むきっかけにもなるのです。
その結果最悪な出来事を招き、転じて悪い出来事となるのです。
ですから、善いことがあっても、浮かれすぎずに、気を引き締めて
そして悪いことがあったら、投げ出さず、コツコツと善行を積むことに励むのです。
妙に浮かれた心と、反対に沈んだ心を正常な位置に戻す事が大切になるのです。
そうでなければ、ジェットコースターの様に、この有頂天から、地獄までを上がったり下がったり
しなければなりません。
これでは、本当の安堵は得られませんね。
ですから、良い事が起きたら、浮かれないように心がけ、悪いことが起きたら、沈まぬように
心がける事が大切になるのです。
欲に囚われた三界に安らかな家は存在しないのです。
実は、何も無い日々こそが不退の地であったりするのです。
しかし、人はそれを忘れやすいのです。
忘却との戦いだなぁ。