住職の日記

すべての物は一体

こんにちは。

今日は風が強く、少し冷たいです。

さて、昨日もお伝えしましたが、昨日知多四国の弘法大師知多巡錫千二百年記念法要を上陸大師様の礼拝堂にて法要を執り行いました。

私たちは普段外での法要を執り行うことはなかなか無いのですが、こうして海を眺め、青空の下法要を行っていると我々人間も自然も一体なんだと改めて感じます。

人間はずーっと建物の中にいると、どうしても視野が狭くなり、そして自分は偉い、優れていると勘違いが起きやすいです。

こうして自然を眺め、自然にふれ合うと、心が安らかになり、そして我々人間は地球の一部に過ぎないんだと思い出させてくれます。

私たちの命は繋がっていて、別々に存在していないのです。

すべての物は一体なのです。

行き詰まる人はたいてい一人で頑張っていたり、(一人相撲)また自分は偉い、優れていると勘違いしている場合が多いです。

そんな時は自然に触れ、すべては一体で、自分は一部に過ぎないんだと思い出しましょう。

自然を眺めるのだけでなく、法要を行うことにより心の絆を深くすることができるのです。

青い空、海、波の音、潮の匂い、そして法要。

正に自然(如来)と一体になった法要でした。

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