住職の日記

しぎやき

茄子の「しぎ焼」です。

しぎ焼きは漢字で書くと、「鴫焼き」となりますが

これは、昔肉を食べる事ができなかったお坊さんが

鴨の肉を焼いたのに似せた事から、来ているそうです。

精進料理の一つですね。

とても柔らかく美味しいですよ。

…ナスと言えば、今日お檀家さんとお話ししてる中で

茄子で牛を作る際どちらが頭か?

と言う話題になりましたが

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当山では茄子のヘタの方が頭と見てますが

下手を尻尾と見て、太い方を頭と見ている家もあります。

時折、これにとうもろこしのヒゲをつけて尻尾をつけている

創作意欲の高い方もおられます。

調べましたら、どちらが間違いという事は無いですが

ヘタを頭とするほうが多いでしょうか?

いずれにしてもこうした茄子の牛はご先祖様がお戻りになる際に

ゆっくり帰ってほしいと、願いを込めて作る事が大切ですね。

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