住職の日記

これだけやっとけばいいということではない

こんにちは。

今日はいい天気ですね。

さて、決められたことをきちんとやることは大切です。

自分に与えられた役割を全うしなければ他に迷惑がかかります。

しかし、自分の事だけをやっとけばいいということでもないです。

学生時代の掃除の時間なんですが、5~6人で場所を分担して掃除をしてたんですが、その中の一人が他の用事があり掃除に遅れてきたのです。

当然その遅れてきた子の場所を一緒にやるべきですよね?

でも「自分の分はやれたからと」スタスタ帰って行きました。

また、昔友人と外食をした時、帰る際食器を少し片付けようとしたら「それは店員の仕事だからやらしとけばいいんだよ」と友人は言いました。

確かに自分に与えられた分の仕事(役割)は果たし、何も問題が無いのだが心(体力)に余力があるのなら少しでも手助けをした方が良いのではないでしょうか?

決めれたことをやることは大切です、でもこれだけをやっとけばいいという意味では無いです。

自分でできないことを人に補ってもらい、人の出来ないことを自分が補う。

支え合って世の中成り立っています。

自分さえよければ他人は関係なしという考えでは幸せを感じる回数はぐんと減少します。

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ハマボウが少しずつ黄色くなってきました。

この黄色と緑の調和が良いですね。

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