住職の日記

この蕾の姿は

この蕾の姿は

こんにちは。

今日もいい天気です。

正に秋晴れです。

山茶花の蕾が膨らんでいました。

山茶花は秋の花です。

秋の歌の代表焚き火にも出てきます。

さて、我々は悟りを求める、菩提心は平等に備わっています。

ですが、その実を開かせるのは、自分次第なのです。

素質は備わっていて後は、咲かす努力を続ける覚悟が必要となります。

この蕾の姿は、その努力をし続けている我々の姿を表しています。

また、こうした姿は道を志す我々の大きな励みになります。

自分一人よりも仲間がいた方が、続けて行きやすいものです。

中々うまくいかない、結果が出なくても、日々精進していれば自分では気づかない内に蕾は膨らんでいます。

その為には、感謝の心ですね。

花木は太陽の陽を吸収し、大きくなります。

謙虚さがある事により、周りに感謝が出来て、様々な事を吸収できます。

種に気づいても、感謝の心が無ければ、花は開きません。

例え咲いたとしても、貧弱だったり、周りから嫌われたりと、結果はさみしい物になります。

花を咲かすことより、それまでの道のりが大切なのですから。

ですので、この山茶花の花の蕾の様に、周りに感謝をして、道を歩みましょう。

自心に備わった種をいち早く見つけ、日々精進しましょう。

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