住職の日記

お盆は秋を感じる

こんにちは。

今日はお盆の迎えです。

皆さんはご先祖様を迎える用意はできましたか?

今日は夕方から少し雨が降りだしましたが殆ど濡れることなく棚経を終えることができました。

曇っていたせいか、例年よりも涼しく感じました。

さて、御盆の夕暮れになると、いつも秋を感じます。

秋の訪れは様々な花が咲く春の訪れに比べると少し地味で分かりにくいかもしれません。

日中まだまだ暑いですが、夕暮れになると少し暑さがやわらぎます。

少しでありますがその涼しさが「秋」です。

よく「今年は秋が来なくってすぐ冬になってしまったねぇ」と言われる方がおられますがその方は単に気づいてないだけで確実に秋は来ているのです。

今でも境内の桜の葉がハラハラと落ちてきたり、トンボが飛んでいたりともう秋を十分に感じられるのです。

先程も申しましたように夏から秋への変化は桜のような華やかな花が咲かないのでわかりづらいですが、小さい秋を見つけるようにしましょう。

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桜の木がハラハラと落ちてきました。

確実に小さいですが秋へ変化しつつあります。

今は盆踊りや花火大会の方に目がいきがちですが奥ゆかしい秋も楽しみましょう。

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