住職の日記

お盆の準備できました。

お盆の準備できました。

お盆の花の鬼灯(ほおずき)。

ろうそくが高価だったころ、この鬼灯が雪洞に火をを灯したように見えたので、ろうそくの代用として用いられたそうです。

当山の墓地も皆さん盆花に変わりつつあり、いよいよお盆を迎える用意が出来ました。

今年はお盆直前に台風が来るなど、色々と大変でしたが

当山も何とか歴代住職、そしてご先祖様をお迎える用意が出来ました。

これで、さぞ喜んでくださることでしょう。

昨日も申しましたが、供養をされると本当に気持ちが豊かになるものです。

世がお互いを供養をしあう世界だったら、争い事は起きないし、悲しい事件も起きません。

物はあり経済的には豊かでも、思いやる心をどこかに忘れてしまっては、真の豊な世界にはならないでしょう。

そして、心がなければ何事も興廃していきます。

このお盆はぜひ、ご自宅にご先祖様を招き、おもてなしをして「供養」することを体感してください。

不思議な事に、おもてなしを受ける側だけでなく、する方も豊かな気持ちに包まれるのです。

このお盆は町全体が穏やかな空気に包まれることでしょう。

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