住職の日記

お彼岸中はいつも以上に…

お彼岸中はいつも以上に…

桜の花の蕾が膨らんできました。

もうすぐ咲き出します。

でも、来週寒の戻りがあるそうなので、少し長引くかもしれません。

さて、本日お彼岸中の、日曜日ということもありお参りの方が大勢見えました。

暑さ寒さも彼岸までと申しますように、お彼岸を境に暖かくなったり、涼しくなったりします。

このお彼岸は実は、日本特有の風習で、日照時間が半分になることから、仏教の中道を表し

また、暖かくなっていつも以上に仏道修行をしやすくなるので

いつも以上に仏道修行に励み此岸(迷いの世界)から彼岸(仏の世界)に渡るという

意味も込められています。

先ほども申しましたように、このお彼岸は暑さ寒さがやわらぎ非常に過ごしやすくなっていて

心に余裕ができる時期でもあります。

そこで、普段の自身の行動を振り返り、見つめ直すのに絶好の機会であります。

ご先祖様の供養(おもてなし)をしたり、いつも以上に丁寧に言葉を発したり

困っている人がいたら、意識して手助けしたりと、意識して実践して

その行動がいかなる意味を持っているか、再認識してまた普段の生活に戻りましょう。

今、町は穏やかな雰囲気に包まれております。

いちばん上に戻る