住職の日記

あれから一年

こんばんは。

今日は朝パラパラ雨が降っていましたが日中天気が良くなりましたので、お出かけになられた方も多いんじゃないでしょうか?

さて、明日で東日本大震災が起きてから一年がたちます。

多くの方がお亡くなりになり、そして今も行方不明の方も数多くおられます。

一年前私はテレビで津波の様子を見ました。

こんなことあるのかと思うような映像でした。

追いうちにかけるように原発の事故。

続いて放射能の風評被害。

日本はコテンパンにされましたね。

これからどうなってしまうんだろうと絶望しました。

でも、こんなにいろいろ考えさせられた一年があったでしょうか?

人とのつながりがいかに大切か、利益だけを過度に追求する社会の限界、原発はとても怖い物。

などなど、全部当たり前のことです。

当たり前のことがいかに大切なことか高い代償とともに気付きました。

日本は地震など自然災害が多い国です。

今回はたまたま東北でしたがどこで起きてもおかしくないことです。

ということは、東北の人たちが私たちの代わりに苦しみを受けました。

その苦しみを決して無駄にすることなくこれから良い世の中を作りたいと思いました。

では、良い世の中は誰が作るのか?

それは自分以外の誰でもありません。

誰かが良くしてくれるということはないです。

自分から変えていくしかありません。

時間がかかっても変えていきましょう。

20120310_convert_20120310193913.jpg

本日アスナル金山にて知多四国霊場の寺院で震災でお亡くなりになられた方の慰霊法要を執り行いました。

法要中は皆様一体となりご冥福をお祈りしていただきました。

東日本大震災でお亡くなりになられた方のご冥福と早急の復興を心からお祈り申し上げます。

いちばん上に戻る