住職の日記

「申のちりめん」を頂きました

来年の干支の猿のちりめんを頂きました。

可愛らしい顔をしてますね。

来年は申年ですね。

申という感じは「呻く(うめく)」から来ているそうで、果実が熟して形になっていく

状態を表しているそうです。

猿のように、スイスイと木に登り果実を収穫できる年になるといいですね。

ですが、「果」は「因」と「縁」の和合によって成り立っています。

「果」だけ求めても、いいことはなく、反対に大切なことを忘れてしまい

木登りの得意な猿も木から落ちてしまうように

果は得られませんよね。

ですから、果を願うのなら、物事の起こりである「因」をしっかりと確認し

と周りの「縁」に感謝して、じっくりと果実を育てて行きたいですね。

今からでも遅くはありませんので、今自分が取り組んでいることはどうして始めたのか?

など、物事の起こりである初心を思い返し、今一度冷静になり、周りの縁に感謝して

執り行い、収穫の申年を迎えましょう。

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