縁起 自分のとった言動によって
裏庭のせんりょうの実が綺麗です。
赤色が綺麗です。
何かもう正月ですねぇ。
これほっといておくと、鳥に食べられてしまうのです。
ネットをかけなければなりません。
せんりょう(千両)の花言葉は、「富」「裕福」「利益」といい、縁起がいいとされ、正月花に使用されます。
さて、この「縁起」という言葉は、実は仏教用語から来ています。
「原因に縁って結果が起きる」という因果論を指しています。
いい行いをしたら、良い結果が得られ、悪い行いをしたら、悪い結果を招く。
とてもわかりやすいですね。
いい結果も悪い結果も、日々の積み重ねが招くのです。
いい結果も悪い結果も「偶然」得ることは、殆ど無いです。
結果が悪ければ、日頃の行動を反省し、良い結果が得られたら、おごることなく日々精進を続けることです。
では正月花に千両を生けるのは、単なるゲン担ぎなのか?と言われそうですが、そうではありません。
新年に「富」「裕福」「利益」と言った意味のある千両をいけることは、やっぱり気分がいいです。
もちろん、ゲン担ぎだけに頼ってはいけませんが、こうした事も大切です。
気分が優れなければ、いい結果なんて来ません。
何故なら心と体は通じているからです。
心が穏やかな人の言動は基本的に穏やかであります。
言動が穏やかなら、その人を取り巻く環境も穏やかです。
よって、幸福になります。
新年にめでたい意味を持つ千両を生け、気持爽快で新年をお迎えしましょう。