縁がなければ縁が集まるところに行くこと
今日は野間の柏屋旅館さんで知多四国霊場の総会でした。
それで、会議をしてた会場の後ろに、こんなブースが。
お寺の古い過去帳の修復や、大般若の修復を専門にしている会社の方が
こうした、コーナーを作り、わざわざ東京から営業に来られていたのです。
しかし、よくよく考えてみると、効率のいい営業ですよね。
よく営業と言うと、片っ端から電話したり、訪問したりするというイメージがありますが
この営業方法は、わざわざ遠い東京から来ても、広く伝える営業方法より、効率は遥かにいいですよね。
何故なら、総会に参加している100人近くいる方は皆、お寺様だからです。
そして、並んでいるサービスも、これまた良いとこついているんですよ。
例えば過去帳や大般若の経本は紙で虫に喰われてしまったりします。
歴史があるお寺様だったら、こうした書物の劣化は悩みの種だったりします。
そして、「サンプルでどうぞ」と頂きましたこれ↓↓↓
そうです、「御札立て」です。
皆さんも経験あると思いますが、御札って自宅で立てるのって中々大変だったりします。
しかし、こうした物があれば、ピシッと御札が立てれて、荘厳も整い信も整うってものです。
非常にタイムリーで、お寺も檀信徒も喜ぶ物です。
他にも、お墓の図面図だったり、お香だったり、パンフレット作成だったり色々あります。
むやみにお知らせや、営業をかけるマス営業よりも、こうして縁が集まる所に、営業をかけた方が
効率がいいわけです。
正に「縁欠不生」です。
縁がなければ、どんなに良い物でも売れません。
だって大般若の経本なんて一般家庭にはそうそうないでしょう。
過去帳だって、これだけ膨大な記録を管理している家庭はそうそうないですよ。
縁を大切にする事が、仕事でも生きて行く上でも大切なのです。
もし、人脈や縁がなければ、自ら縁があるところに飛び込んでいけばいいのです。
よく、銭湯なんかでアカスリやマッサージがありますよね?
お湯であったまった皮膚の垢をするわけですから、風呂場の一角を借りれば
殆どコストかけずに仕事が始められます。
正に縁が集まったところに飛び込んでいるわけです。
縁がなければ花は咲きません。
この真理を自覚しなければ、「多くの人に知らせれば良い」と言う漠然とした妄想に
囚われてしまい、コストだおれしてしまいます。
そうならない為にも、縁を大切にしなければならないのです。