住職の日記

簡単なことに差が出る

こんばんは。

昨日の嵐皆さんは無事でしたでしょうか?

今日も昨日に引き続き風が強いです。

さて、筆で漢字を書くとき、達者な人の字と素人の字の差が一番大きく出るのは、画数が多い難しい漢字ではありません

もちろんそれも明らかに出ますが、何よりも画数の少ないいわゆる簡単な字の方が出るのです。

画数が少ない分、筆の入れかた、はらい、とめ。

ホントに粗が目立ちます。

私たち人間も簡単で誰もが当たり前に出来るもので差がでます。

例えば誰もが当たり前にする挨拶。

自分では出来ているつもりでも、相手に伝わってなかったりしているかもしれません。

そう思うと私の尊敬する方々は挨拶はどんなに仲がいい間柄でもちゃんとされます。

人間そういうところで大きくなるかならないか、出るんだなぁと思います。

本当の大物の人は基本をわすれません。

挨拶は誰もが当たり前にするものですが、当たり前なものほど気持ちを込めることが大切なんですね。

簡単なものほど差がでます。

自戒を込めて。

桜のジュータンが出来ました。

桜が散っていきます。

いちばん上に戻る