真理はずっと前から…
こんなに可憐な花も…。
時が来れば、こんな感じに散っていきます。
無常の風は、相手が誰であろうと区別する事無く命を奪い去っていきます。
我々人間は、こうした花に比べると圧倒的に平均寿命が長いわけですが、誰であろうと無常の風をかいくぐるのは無理なのです。
したがって、限りある時間の中で、無理のない、穏やかに過ごせる時間をいかに増やすか?それに尽きると思います。
その為にはこの世に存在する真理に沿って生きて行くことが絶対条件になります。
以前もお話させて頂きましたが、仏とは真理を体現された方です。
皆さんもご存知の仏教を開かれたお釈迦様はこの世で悟りを開かれました。
つまりお釈迦様がお生まれになられるずっと前から、真理は存在しているのです。
その真理にいつまでも背向くことをしていたら、永遠に幸せになることはありません。
したがって、仏道をひたすらに歩むという事は、真理を体得したお方の足跡をたどるわけですから、その先には幸せの世界が存在しているのです。
「無常だ。。」と思い悩む前に、その事実をいち早く受け入れ、自分に備わった特性を生涯をかけて磨き続けましょう。