住職の日記

懺悔と感謝はセットです

懺悔と感謝はセットです

山梨の親戚から巨峰を頂きました。

ペットボトルの蓋と比べて、大きい。

そして実がぎっしりです。

味は言うまでもなく美味しいです。

さて、我々は感謝しなければならないというが、その感謝の心はどこから来るかというと、言うまでもなく謙虚さです。

そして、謙虚でいる為には懺悔(さんげ)が必要であります。

懺悔とは悔い改める事であります。

我々が生きているという事は、多くの命の犠牲や、多くの人の労苦の上に生が成り立っているのです。

その至らぬ自分の存在を自覚し、悔い改め我々は生きて行かなければならないのです。

「?自分は誰の世話にもなってないよ?」と思いの方は危険です。

その傲慢な姿勢ではいずれ、鉄槌は下され、戯言も言えない状況下におかれて、初めて己の愚かさに気付くのです。

懺悔をし、自分の愚かさを自覚すれば、あらゆる事に感謝することが(満足することが)出来、幸福に生きて行けるのです。

「幸せになれない」というのは、己の愚かさに気付いてない、傲慢であるという証拠なのです。

そして、日々感謝するという事は、日々懺悔するという事でもあります。

幸いにも我々は神仏が身近に感じられる生活環境です。

一心に祈りを捧げ、至らぬ自分を懺悔し日々心洗い、いつでも感謝できる心をキープしたいですね。

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