住職の日記

常夜灯

常夜灯

周りの葉は落ち、淋しくなっていきますが、四季桜はひっそりと咲いて、私達を楽しませてくれます。

この時期、日が陰ると本当に寒く、そして寂しく感じますが、この四季桜が周りを明るく照らします。

正に常夜灯と言ったところでしょう。

四季桜はソメイヨシノの華やかさに嫉妬することなく、雨が降ろうが、雪が降ろうが自分の道をただ単に歩んでいます。

自分の道を極めようと日々努力している人は、自然と光を放ち周りを明るくします。

自分の道を極めようと努力している人は、忙しいので何かと比べたり、愚痴を言ったり、妬んだりはしないのです。

だから美しく輝いています。

自分の道を歩んで無い人は、愚痴や妬みばかりで、光を放つどころか自他ともに益々暗くさせています。

これでは、迷いの世界からは抜けれません。

そして、人も導けません。

自分の道を極め、足下を照らし周りを明るく照らしてください。

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