季節の和菓子 松江の銘菓 若草
昨日の旅で買ってきた松江の銘菓の「若草」を頂きました。
松江は松江藩七代目城主の松平平治郷公が大変お茶の好きな風流な方であったので松江はお茶どころとしても有名です。
それに伴い菓子の文化も発展していき和菓子も有名になりました。
この「若草」という名前の由来は藩主が読まれた歌の「曇るぞよ 雨降らぬうちに 摘てこむ 栂尾山の 春の若草」から
若草と名付けられました。
色は今の季節の若い葉の色を表しています。
中は求肥で周りは若草色の落雁でまぶされていて、外は「サクッ」と中は「もちっ」という食感であります。
殿様もこの食感を大変お気に入りだったのでしょう。
この時期に若草を頂く事は、風流な事であります。
今も昔も自然とともに生きることが、日本人の幸せな生き方なのですね。
殿様も愛した、機会があったらぜひ召し上がってくださいね。