住職の日記

同じようで同じではない 常緑の魅力

こんばんは。

秋の夜いかがお過ごしですか?

秋の虫の音色が心地いいです。

さて、当山の表の境内は落葉樹がメインですが裏庭は常緑がメインです。

槙や松やツゲなどは当たり前ですが花は咲きません。

変わらない風景が魅力ですが、庭は天候や季節によって微妙に違い、本当にわずかですが毎日少しずつ姿を変えています。

落葉樹のような大きな変化は気付きますが、微妙な変化は気付きにくいので「いつの間にこれ大きくなったって?」こともあります。

私たち人間も自分では変わってないと思っているかもしれませんが、時の流されて知らず知らずのうちに変わっていきます。

体力が落ちたり、昔のように感動しなくなったり人間は良くも悪くも変わっていきます。

ですが、どんなに変わっても私たちが最初に持っていた純粋な清らかな気持ちは忘れないようにしましょう。

98_convert_20120927002250.jpg

この間の施餓鬼の日あいにく雨が降りました。

雨が降った時の庭は苔がしっとりとした色具合になります。

いちばん上に戻る