スターと言われている人は…
今日は本当に暑かったですね。
こんな時はアジサイでも見て涼みますか。
さて、明日日本代表は大事なコロンビア戦を控えていて、今日本中がサッカー一色ですが
私個人的にはNBAファイナルの余韻にまだ浸っています。
それぐらい、今年のファイナルは印象的でした。
そして、このファイナルでまだ若干22歳でMVPを獲得したクワイ・レナードと言う選手がいるのですが、本当に素晴らしい選手なので紹介させていただきます。
サンアントニオスパーズの若手の選手なのですが、非常にまじめで練習熱心な選手なのです。
サンアントニオスパーズのヘッドコーチのグレックポポビッチさんは、あまり若手選手を褒めない事で有名でしたが
そんな名将に「彼はスターの素質がある」と言わせるほどの実力なのです。
何がすごいのかと言うと、実力はもちろんあるのですが、先程申した通り非常に練習熱心で誰よりも早くにコートに現れ誰よりも遅くまで練習をしているのです。
そんな「努力を惜しまない姿勢」が、名将ポポビッチ監督のお眼鏡にかなったのですね。
私は「スター」と言うのは、才能にあふれていて、誰もが驚くような圧倒的なプレーをする人の事を言うと思っていました。
しかし、「真の」スターとは、努力を惜しむことなく継続する人の事を指すのだという事を、このファイナルで学びました。
NBAのスター選手の多くは、高い身体能力を活かしたプレーをする事が多いのです。
しかし、NBAの選手あっても「無常」には勝てません。
年齢による、体力低下とともにだんだん活躍できなくなっていくのです。
ですが、こうして「努力を惜しまない才能」を持っていれば、慢心する事無く、トレーニングを重ねていくので年齢による体力の低下も
技術を持ってカバーできるので、長く高いレベルのプレーをする事が出来るのです。
身体能力、技術だけでなく、「努力をし続ける才能」があるかどうかがNBAの世界でも重要になるのです。
さすが、NBAで5度チームを優勝に導き、通算963勝の名将は目の付け所が違いますね。
そう考えると、仏さんは正にそうですね。
何の見返りを求めることなく、ただ単に我々を慈しみの眼で見ておられます。
皆さんに人気のお地蔵さんや観音さんなどの菩薩さんも、何の見返りも求めることなく、我々に寄り添い、
一人残らず我々衆生を仏道に導くぞと
その努力をまったく惜しむことなく、工夫して続けておられるのです。
あの天才将棋棋士羽生善治さんも「才能とは続けられること」と言われており、無常の世で一番価値があることは「継続」であることは間違いないのです。
一瞬の閃きや力が価値がないわけではないですが、無常と言うものを自覚し、逃げずにしっかり受け止め努力を続けた方がより長く輝いていられるのです。
また、工夫して物事に取り組んでいるといろんなアイデアが生まれバリエーションも増え、多様性が生まれ
そして、経験から素晴らしい決断も出来るようになり、無駄な物がそぎ落とされて行き美しくなっていきます。
真のスターは無常を自覚し、努力を惜しまず、継続している人ばかりです。