住職の日記

ただ寝るだけでは

ただ寝るだけでは

こんにちは。

先ほど雨がパラつきました。

台風が来ますね。

日本に住んでいる我々にとっては、逃れる事の出来ない事です。

やれる事をやって後は受け止めるのみです。

「果報は寝て待て」という言葉があります。

これは、じたばたしているより、心に余裕を作っていた方が良くなるという意味です。

ただし、この余裕を持つには普段が大事という事です。

やる事やって無いのに自分を拠り所とし、信じる事はできません。

誰よりも自分を知っているのは自分ですから。

だから、普段からそれなりにやっている人は、土壇場で落ち着いていられるのです。

果報はただ寝てれば来るのではなく、普段しっかりと善行に努めているから、寝れる余裕が生まれ、結果が良くなるのです。

何にもしないで、ただ寝るのは超楽観的主義なだけですね。

寝てりゃいい事が舞い込んで来る、そんな打出の小槌の様な事は、多分無いでしょう。

自然の猛威は我々人間にはどうにもならないです。

後は受け止めるのみ、そして小ささをまた、思い知らされるのです。

この繰り返しですね。

四季桜が綺麗です。

嵐の前の静けさか、やけに静かなのが不気味です。

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