その一つがすべて…
こんばんは。
今日は風が強く寒かったですね。
さて、明日は月に一度の写経会です。
それで準備をしていましたら。。。。
たまにあるんですよね。
写経用紙の中に線が入ってないのが交じることが。
まぁたくさんあるのだから、たまにはしょうがないなと思うんですが、
実際当事者になってみると、うーんとなってしまいます。
この紙を印刷して梱包する業者にとっては何百何千という中の一つの事かもしれませんが
受け取る側にとっては、その一つが全てです。
その一つで、評価されてしまうのです。
今、世間で騒がれている異物混入事件でも、その消費者にとってはお腹空かせて楽しみにしてた物に
異物が混入してたので、がっかりは当然しますよね。
もちろん、失敗は誰にでも失敗はあり、逆にない人はいません。
しかし、いかに受け取る相手側の事を考えて仕事をすることが大切なんですね。
実際受け取る相手の事を考えて、仕事をしている人は支持されていきます。
逆に自分主体で考えて仕事をしている人は、なんとなく離れていく気がします。
以前お店で会合の予約をしていて、当日行ったら予約されてなくて
私が幹事ではなかったですが、幹事さんに対して「ここんところ忙しくて、わからなくなっちゃったんだわー」
と予定表を我々に見せてきて、自分の都合で弁明してきた店主がいました。
その後やっぱり、そのお店から遠ざかってます。
そしてちらっとその店主と合う機会があったのですが、「不景気だわー。さっぱりだー。」と
仰られてました。
原因は不景気の世の中であるんでしょうか?
別にたくさんの方から支持は不要で、自分の流儀、好きなことに共感してくれる人だけで
仕事していきたい人は関係ないかもしれませんが
もし、たくさんの支持を得たいのであれば、いかに相手の立場になって仕事を出来るかですね。
相手がどう感じるか、喜んでる顔を想像したり、家に帰ってその品を広げ家族で喜びを分かちあったり
と突き詰めていくとそこまで考えれますね。
でも、不思議なことに「不景気だー」と愚痴をこぼす人やもっと認められたい、もっと欲しいと
常々思っている人は「自分主体」で行動をしている事が多いですね。
逆に相手の事を考えて仕事している人は、相手の立場になっていますから、その人が幸せが
自身の幸せになっているのか、不平不満をあまり言わないのも特徴です。
そして支持もされていく。
つまり「もっともっと」と確固たる自分を中心で行動する人は、
「無明」という真っ暗な海で溺れているのです。