住職の日記

あの時のおにぎりは

こんばんは。

今日は1日いい天気でしたね。

さて、昔少年野球やっていた頃、監督の意向で昼食はおにぎり一個と言う決まりがあった。

おかずは一切禁止、数も一個に限定です。

それでも、試合が終わってみんなで一緒に食べるおにぎりは格別美味しかったです。

たった一個のおにぎりなんですが、それはただのおにぎり一個とは違いますね。

今はおにぎり一個でも二個でもおかずも自由です。

おいしく感じないわけではないのですが、あの時食べたおにぎりに勝るものはなかなかない気がします。

自由で物が豊か=幸せということではないようで、慣れてしまえば幸せを感じなくなるのです。

人間はある程度節制された中じゃないと幸せを感じにくいのですね。

また、みんなでお腹を空かして食べることも大切な調味料です。

ひとりでどんなに美味しいご馳走をいただいても、美味しく感じないですよね。

幸せは誰かと分かち合うことでさらに感じれるのですね。

寒さの中固まり暖を取る野良猫。

幸せは分かち合うことで、幸福が増していく。

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